金融・経済の用語を、わかりやすく
企業の決算書やM&Aの契約書は独特の語彙で書かれていて、読まされる側にその中身が説明されることはほとんどありません。このセクションでは決算発表、買収、融資契約、経済ニュースに出てくる言葉を、3つの深さとスラング版で解説します。ここにあるのは用語の解説であって、投資や財務の助言ではありません。
ピックアップ
19件すべて
CapExとOpExの違いとは?
所有するか借りるか:一つの区分が利益・税金・EBITDAの見え方を変える。
「EBITDA調整」とは?
「平常の年」の利益を見せるための足し戻し — フェアなもの、怪しいもの、見分け方。
「PIKトグル債」とは?
利息を現金で払うか、高い金利でローンに積むかを選べる借金。
「のれんの減損」とは?
買収に払い過ぎたことの正式な告白。現金が動かない理由も。
「アーンアウト」とは?
クロージング後に目標を達成した場合にのみ支払われる売却代金。レバーを握るのは誰か。
「クローバック条項」とは?
ボーナスが「未払い化」されるとき — 修正された数字と返される金、ボートも含む。
「synergies」とは?
合併した2社は別々より多く稼げるのか — その主張と計算、そしてドーナツ店のたとえ。
「ダブルギアリング」とは?
グループ内で同じ資本が2回数えられる仕組み — 規制当局が引き算する理由。
「トキシックCB(デス・スパイラル債)」とは?
株価が下がるほど貸し手が得をする融資 — デス・スパイラルと呼ばれる理由。
「ドライパウダー(待機資金)」とは?
ファンドが抱える、集めたが使っていない資金。その山が価格を圧迫する理由も。
「ハードルレート」とは?
投資が越えるべき最低リターン — プロジェクトの選別バーであり、ファンド運用者の報酬ゲート。
フリーキャッシュフローとは?
事業を続けるための支払いを終えて手元に残る現金。ここだけはごまかしが利かない。
ベーシスポイントとは?
1パーセントの100分の1。1パーセントという言い方が曖昧だから生まれた単位。
「メザニンデット(メザニン融資)」とは?
銀行とオーナーの間に立つローン。その場所が12〜20%かかる理由も。
「企業価値(EV)」と時価総額の違いとは?
株の値段 vs. 事業を所有する実質コスト — 負債を足し、現金を引く。
「前受収益」とは?
まだ提供していない仕事の代金 — 銀行にはあるが、将来の仕事で返す借り。
希薄化とは?
持ち分の割合が下がる。損かどうかは新株がいくらで売られたかで決まる。
「有利子負債EBITDA倍率」とは?
総負債を利益の「年数」で測る — 貸し手がローン契約に書き込む仕掛け線。
「運転資本(ワーキングキャピタル)」とは?
コストを払ってから代金を回収するまでのクッション。黒字倒産の罠も。